骨折の一つ

圧迫骨折の概要について

生活の中で腰が大きく曲がった高齢者を見かけたことはないでしょうか。そのような場合はこの圧迫骨折が強く疑われます。高齢になると骨はどんどんと弱くなっていきます。特に女性の場合には閉経後のホルモンバランスの変化によって急激に骨がもろくなる人がいます。このような人を骨粗しょう症といいます。この病気になった人は骨の密度が非常にすくなくなり骨がすかすかの状態のため、簡単に骨折します。転倒してしりもちをついた場合には背骨に対して下から突き上げるような圧力がくわわるため、この圧迫骨折が起こるのです。

治療法とリハビリテーションについて

圧迫骨折の大きな問題点は他の骨折のように骨の治癒を期待するのが難しいということです。手足などのほかの部位の場合には、残った手足を利用することで患部に体重をかけずに生活できますが、背骨の場合にはそのようなことが出来ません。そのため、骨が治るのを期待する場合には寝たきりになっておくことが必要になります。しかし、高齢者の場合には寝たきりによって筋力や内蔵機能などの低下をまねき、そのことで社会復帰が出来なくなる可能性が高いです。そのため、骨折部分はそのままで痛みの軽減とともにリハビリテーションで早期離床を図るのが基本的な治療方針になります。骨折時は強い痛みがあり動くことが出来ませんが、いずれは炎症もおさまり痛みは軽減して動けるようになります。

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